【「月経」による体調不良も】県立高校入試の「追試」対象に(宮城県)
宮城県教育委員会は、県立高校の入試に関して、試験日当日に「月経」による体調不調がある場合、追試験の対象とする見方を示した。
これは、文部科学省が12月19日 公立高校入試の追試験の対象に「月経」による体調不良も含まれると、全国の教育委員会へ通知したことを受けたものだ。
県教委では、これまでインフルエンザなどへの感染・交通事故など「やむを得ない事由」のいずれかを、追試験の対象としていた。
これまでも、「やむを得ない事由」については、個別の事情ごとに判断をしていたが、あらためて「月経」による体調不良がやむを得ない事由に含まれるとし、受験者からの申し出を通学する中学校校長が判断して、各学校に追試の申請を行う。