<公務員に”冬のボーナス”>宮城県・仙台市いずれも”3年連続で引き上げ” 民間企業との格差解消のため
公務員に、10日 冬のボーナスが支給された。
民間企業との格差解消のため、宮城県・仙台市ともに3年連続で前年から引き上げとなっている。
10日に支給された宮城県職員の一般職の冬のボーナスは、平均で84万3255円で前年を2万8000円あまり上回った。
また、仙台市職員は85万3002円で2万840円の上昇だ。
民間企業との年収の格差解消のため、人事委員会の勧告を受けたもので、宮城県・仙台市ともに引き上げは3年連続となる。
仙台市では、人材確保のため若年層の月給を引き上げる条例案を提出していて、可決されればボーナスを含めて今年4月までさかのぼって差額分が支給される予定だ。
一方、特別職では、宮城県の村井知事は334万9408円。
仙台市の郡市長は330万9322円で、ともに10万円近い引き上げとなっている。