<過去最多9人が立候補>自民党・総裁選 1票を持つ宮城県関係議員の動き
過去最多の9人が立候補した今回の自民党・総裁選、1票を持つ宮城県関係議員の動きをお伝えする。
12日午前。
「高市早苗勝つぞー!勝つぞー」
高市さんの出陣式に、宮城1区の衆議院議員・土井亨さんの姿があった。
前回3年前の総裁選でも高市さんを支持し、今回も推薦人の1人となっている。
自民党・土井亨衆議院議員
「高市早苗候補をしっかりと応援します。日本に生まれ育ってよかった、 これから将来に向かってしっかり頑張れる、そういう新しい国づくりができるのが高市候補」
一方、前回の選挙で宮城6区から選出された衆議院議員・小野寺五典さんは、所属していた岸田派の林さんを支持するという。
自民党・小野寺五典衆議院議員
「私は、林芳正さんを応援しようと思っています。同じ政策集団で長く一緒に政策の勉強をしてきたし、特に農林水産に造旨が深い地方出身の議員ですから、私としては地方のことをよくわかる、農林水産業をしっかり支援してくれる候補」
そして、新・総裁が誕生した後、実施の可能性が取りざたされている解散総選挙についてはー。
自民党・小野寺五典衆議院議員
「やはり国民の皆さんが政治的に許すか許さないか、選挙で判断 してもらうしかない。最短で10月27日の投票日という があり得ますし、少なくとも 11月中には選挙があるのではないか」
仙台市内で取材に応じた茂木派の秋葉さん。
支持するのは河野さんだ。
自民党・秋葉賢也衆議院議員
「まず、出発点に置かなくてはならないのは政治とカネの問題。多くの国民になるほどと言っていただけるような改革を 示していくことが、わが党の信頼回復の出発点。その実行力と具体的な言及がある河野太郎さんをと思っている」
これまでのミヤギテレビの取材に対し、西村明宏さんは「国家観、実務能力、党改革の姿勢などを見て判断する」として検討中。
伊藤信太郎さんは「宮城県連会長の立場から、県連の中立性に疑義がもたれることを避ける」として非公表。
参議院議員の桜井充さんは「政策的な方向性が一致する」として、林さんの支持を表明している。
9人が立候補した今回の自民党総裁選。
野党の立場からは、どのように見ているのかー。
立憲民主党・安住淳県連代表
「やっぱり表紙だけ変えて、そのまま一気に選挙に流れ込んでやろうということだと思いますけれど、国民の皆さんは冷静に見ていると思う。県民の皆さんも。政治とカネの問題なんか無かったようにして、アイドルを選ぶような人気投票 ではだめだと思います」
宮城維新の会・小野寺健幹事長
「もともと政治とカネの問題で、自民党が政治不信を招いたことがきっかけの選挙。政治不信を棚上げにしてでは、どんな訴えも説得力が伴わない。政治不信を 払拭する努力、本気で取り組む 覚悟を求めたい」