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【県への要望受け一転】私立学校「いじめ重大事態」と県に報告<調査開始へ>

2024年1月18日 19:59
【県への要望受け一転】私立学校「いじめ重大事態」と県に報告<調査開始へ>

これは保護者に代わって学校側と連絡を取る仙台市議が明らかにしたもの。仙台市内の私立小学校に通っていた児童は2018年からの3年間、同級生からの悪口や足を蹴られるなどして体調不良になり、1年で30日以上欠席したとして保護者が学校側に調査を求めていた。

しかし、学校側が応じなかったため、保護者が市議を通じて県の担当課に調査を求めたところ、学校側は一転して「いじめ重大事態」と県に報告し、あわせて調査のための第三者委員会設置を決めた。

伊藤優太 仙台市議会議員
「事案発生から年単位の時間が経過しています事案発生から重大事態の判断までこれだけの時間がかかった。非常に学校の対応は問題ある」

国は30日以上の欠席を「いじめ重大事態」の目安としていて、学校側は「認識不足だった」と説明している。