×

【懲戒処分】他職員の会話履歴を不正に閲覧「興味本位で閲覧」県職員5人を減給処分 業務用チャットツールに管理者権限でログイン

2025年3月28日 11:12
【懲戒処分】他職員の会話履歴を不正に閲覧「興味本位で閲覧」県職員5人を減給処分 業務用チャットツールに管理者権限でログイン

懲戒処分となったのは20代から40代の宮城県職員5人。
県によると、2021年11月から2024年4月までの間、職員間で業務の情報共有に使用するチャットツールに管理者権限でログインし、他の職員の会話履歴を不正に閲覧したり、添付ファイルをダウンロードしたりしていたという。

5人は、いずれもシステムを管理する部署に所属していた経験があり、2021年にチャットツールを導入したときの設定のまま残っていた管理者用のパスワードを仲間内で共有し、不正閲覧に使用していた。
会話の閲覧回数は5人あわせて3362回。ファイルのダウンロード件数は383件にのぼり、宮城県は5人を閲覧回数の多さに応じて1か月~3か月の間、減給10分の1の懲戒処分とした。
5人はいずれも興味本位で閲覧し、「責任を重く感じている」などと話しているといて、県によると外部への情報流出は確認されていない。
県は管理者権限の運用を変更するなどして再発防止に努めるとしている。

最終更新日:2025年3月28日 11:19
おすすめ