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台湾の半導体工場進出に向け 自治体職員が勉強会「もともと文系なので…頑張らないといけない」<宮城県>

2024年6月14日 19:40
台湾の半導体工場進出に向け 自治体職員が勉強会「もともと文系なので…頑張らないといけない」<宮城県>

宮城県大衡村に台湾の大手半導体メーカーの工場進出が予定される中県内の自治体職員に半導体産業について理解を深めてもらおうとセミナーが開かれた。
14日のセミナーは県が初めて開催したもので県職員や大衡村など市町村の職員、約280人が参加した。

セミナーでは宮城県に先行して台湾の大手半導体メーカーの工場の建設が進む熊本県の担当者が講演した。

熊本県では地元の学生などの技術人材の育成や交通渋滞対策、さらに地下水など環境保全といった7つの部会を設置し全庁横断して対応にあたっていると紹介された。

県職員(東京事務所で企業誘致などを担当)
「もともと文系なので、産業集積について分かりきってていない。東北全体の半導体産業の拠点になりうるので頑張らないといけない」

県では今後も、職員の理解を深める取り組みを行う考え。