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3月11日、震災犠牲者を追悼するキャンドルナイト 高校生が2700個に”鎮魂のあかり”(仙台市)

2025年3月5日 6:30
3月11日、震災犠牲者を追悼するキャンドルナイト 高校生が2700個に”鎮魂のあかり”(仙台市)
仙台市では、今年も3月11日に東日本大震災の犠牲者を追悼するキャンドルナイトを高校生の団体が行います。
2700個あまりのキャンドルに、鎮魂のあかりを灯します。

仙台市内の高校生が参加する実行委員会が、今年の開催概要を4日発表しました。

青葉区の勾当台公園市民広場で行うキャンドルナイトは、震災の翌年から仙台青年会議所が始め、2018年からは高校生の団体が活動を引き継いでいます。

今年のテーマは「共(ともに)」~備え伝える知識が命を守る~ で、3月11日午後から2756個の紙コップにキャンドルを入れて「共」の文字を描きます。

3.11キャンドルナイト・実行委員会 鈴木寧々さん(高2)
「いくら1人がたくさん知識を持っていても、協力しなくては乗り越えられない。仲間意識が命を守る、いざという時大事になる。このテーマを通して伝われば」

今年は、仙台市役所庁舎の建て替え工事に伴い会場は縮小しますが、当日は防災グッズの展示や高校生が震災の経験者に行ったインタビュー映像なども上映される予定です。

最終更新日:2025年3月5日 6:30