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【鉄道の存続を!】利用者減少の「阿武隈急行」 利用促進協議会が設立(宮城・角田市)

2023年10月20日 19:07
【鉄道の存続を!】利用者減少の「阿武隈急行」 利用促進協議会が設立(宮城・角田市)

「東日本台風」やコロナ等の影響で、利用者が減っている「阿武隈急行」を存続させようと沿線の角田市で利用促進協議会が設立された。

協議会は、角田市や市内の商工関係者などで構成され、20日は設立総会が開かれた。

柴田町から角田市を経由し福島市に至る「阿武隈急行」は、2019年の「東日本台風」以降 地震やコロナの影響もあり、利用者が減少している。

昨年度決算では、前年度より乗客は24パーセント減少、営業損益は過去最高の5億9千万円余りの赤字となり存続を危ぶむ声も出始めている。

こうしたことから、角田市では「阿武隈急行」の利用を促進し存続につなげようと、協議会を設立した。

角田市・黒須 貫市長「阿武隈急行は角田市の鉄道であり、角田市民の大切な公共交通 だと思っています」

次回からの協議会で、具体的な利用促進方法について意見を出し合うという。