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【女川原発2号機】住民グループが”再稼働”差し止め求める裁判 27日午後『控訴審判決』言い渡し(宮城)

2024年11月27日 12:00
【女川原発2号機】住民グループが”再稼働”差し止め求める裁判 27日午後『控訴審判決』言い渡し(宮城)

10月に再稼働した『女川原発2号機』について、住民グループが再稼働の差し止めを求めている裁判の控訴審の判決が、27日午後に言い渡される。

この裁判は、宮城・石巻市の住民グループが『女川原発2号機』の重大事故を想定した避難計画に実効性がないとして、東北電力に対し再稼働の差し止めを求めているもの。

去年5月、一審の仙台地裁は「住民側は事故発生の具体的な危険を立証していない」などと避難計画については判断を示さず、訴えを退けていた。

これを不服として控訴した住民グループ側は「具体的な危険の立証を住民側に求めることは、避難計画が作られる前提となっている重大事故が起きること自体を否定することになる」などと主張。

一方、東北電力は「原告は、原発において放射性物質を異常に発生することについて、一審と同様主張に立証していない」などとして、改めて訴えを退けるよう求めている。

控訴審判決は、27日午後2時半に仙台高裁で言い渡される。

最終更新日:2024年11月27日 12:04