不登校特例校で卒業式、1人1人に合わせた学び提供「次も自分を全部さらけ出して頑張ろうと思う」
2023年に開校した白石市の不登校特例校「白石きぼう学園」で12日、卒業式が行われた。
「白石きぼう学園」は、集団での学びが苦手な子どもが通いやすいように1人1人のペースに合わせた学びの場を提供している文科省指定の小中一貫校。
3月12日、小学6年生と中学3年生の13人が卒業を迎えた。
卒業生は、在校生手作りのコサージュを胸に付け、1人1人卒業証書を受け取った。
そして我妻聡美校長が「どうしたいのかを自分で決めて自分らしい方向を見つけてほしい」と卒業生に エールを送った。
これに対し中学3年生が答辞を述べた。
答辞
「先生方から学んだことはこれからの生活に生かしていきたいと思います」
卒業生
「すごく寂しい気持ちですけど、次も自分を全部さらけ出して頑張ろうと思う」
中学3年生は、全員高校への進学を希望していてそれぞれ新天地で新たな一歩を踏み出す。