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先天性難病の男性(18)「アプリ開発したい」エンジニアとして就職決定を市長に報告

2025年3月12日 20:38
先天性難病の男性(18)「アプリ開発したい」エンジニアとして就職決定を市長に報告
木佐貫美貴さん

先天性の難病をもつ合志市の男性(18)が、東京の企業にエンジニアとして就職が決まり市長に報告しました。

合志市役所を訪れたのは木佐貫美貴さんです。木佐貫さんは生まれつき全身の骨がもろい難病「骨形成不全症」で、黒石原支援学校高等部を2月に卒業。4月から東京に本社があるエンジニア派遣の会社「AKKODiSコンサルティング」に就職が決まりました。

木佐貫さんはこれまで重度の障害のある人を支援する県の事業に参加してプログラミングを学び「アプリの開発をしたい」と就職しました。

■木佐貫美貴さん
「私は障害者ですが、いろいろなところに買い物や外出をしていまして。行きやすい場所行きにくい場所がありましてSNSでお互いに共有できるようなアプリをつくっていきたいと考えているところです」

■合志市・荒木義行市長
「自分の思いが仕事につながって後進の道を作っていくことは本当に素晴らしことだと思います」

木佐貫さんは、4月から自宅でシステムエンジニアとしての基礎をリモートで学び、いずれはクライアント企業とともにアプリの開発などにあたる予定です。

■AKKODiSコンサルティング・土屋亙本部長
「(障害者の雇用は)バックヤードのいわゆる事務的な仕事が比較的多いと思うんですが、それだけではやはり社会解決を目指す立場としていかがなものかというところもあるので、お客様とよりフロントで活躍できる木佐貫さんのような方にどんどん入ってきていただきたい」

最終更新日:2025年3月12日 20:38
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