【柔らかく香りも春の方が強い…】「春セリ」の収穫が最盛期(宮城・石巻市河北地区)
宮城・石巻市では、「春セリ」の収穫が最盛期を迎えている。
300年以上前からセリの栽培が盛んに行われている石巻市河北地区。
高橋正夫さんの田んぼでは、朝早くから40センチほど育った「春セリ」の収穫に追われている。
「春セリ」は、根をつけたまま収穫する冬場のセリとは違い、葉と茎の部分だけを刈り取ることから「葉セリ」とも呼ばれている。
柔らかく繊細なため、日持ちがせず地元の市場のみに出回るそうだ。
セリ農家・高橋正夫さん
「春セリを届けられるということは、春がきたという感じだと思います。柔らかいしやっぱり香りも春の方が強いです」
河北地区では、20軒ほどのセリ農家の半数が「春セリ」を栽培していて、収穫は5月いっぱい行われ石巻市内のスーパーなどで販売されるという。