「直接私に不満をぶつけることもできる」宿泊税導入の県民説明会 宮城・村井知事も参加者からの質問に回答 9月12日開催へ
宮城・村井知事
「宮城の観光の将来のためには持続的、安定的な観光振興財源が必要。今後ますます社会保障費が上がって観光に振り分けられる財源が限られる。(説明会は)不満を持っている方が直接私に不満をぶつけることもできる。そういった人たちの話を聞く機会にもなる」
宮城県は宿泊税導入に関する県民向けの説明会を今月12日に県庁で開催する予定。
説明会では知事が自ら出席し、観光振興策にあてる財源としての宿泊税の必要性を自ら説明し、参加者からの質問にも答えるとしている。
宿泊税は、県内で宿泊する際に1人1泊あたり300円を課税するもので今月開かれる議会に条例案が提出される予定。
村井知事は説明会で県民の意見を聞く機会とする一方で、説明会で出た意見を受けて直ちに提出予定の条例案を変更することはなく、今後3年後、5年後などの将来の見直しの機会で参考にしたいとしている。