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【<ドローン活用>でいち早く遭難者の位置把握】山での遭難を想定した救助訓練 夏山登山のシーズン前に(仙台市消防局)

2024年5月8日 16:09
【<ドローン活用>でいち早く遭難者の位置把握】山での遭難を想定した救助訓練 夏山登山のシーズン前に(仙台市消防局)

夏山登山のシーズンを前に、8日 仙台市消防局は山での遭難を想定した救助訓練を行った。

仙台市青葉区大倉で行われた8日の訓練には、仙台市消防局の救助隊員などおよそ40人が参加。
山中で「熱中症と足のけがを訴える男性」が遭難した想定で行った。
今回、捜索に使われたのは4年前から現場に導入されているドローン。

(ドローン画面見ながら)訓練参加者
「あ~これだね。オレンジ色(の服装)だよね」

仙台市消防局では、毎年山開きの時期を前にこの救助訓練を行っていて、隊員たちは発見した男性をヘリで運び、救急車に引き渡すまでの流れを確認していた。

仙台市宮城消防署・河村淳副署長
「ドローンを活用することによって、いち早く傷病者の方の位置の把握ができる。大変有意義な訓練だったと思います」

仙台市消防局では「山に入る際には天候の確認や、 非常食などの備えを十分に行ってほしい」と呼びかけている。