<電池切れに対処できる>レッカー車導入 ロードサービスを行うJAF宮城支部 電気自動車の電池切れが年々増加
夏の行楽シーズンを前に、ロードサービスを行うJAF宮城支部では、年々増加する電気自動車の電池切れに対処できるレッカー車を導入した。
9日、仙台市若林区にあるJAF宮城支部では、新たに導入したレッカー車が披露された。
レッカー車には、大型の給電装置を搭載していて、駆け付けた現場で電気自動車に充電が可能だ。
JAF「電欠車の方にソケットを挿入します」
『電気自動車の電池切れ』による出動件数は年々増加傾向で、昨年度全国のロードサービス件数のうち11.3%を占めたという。
これまでは、最寄りの充電スポットまで搬送が必要だったが、この装置を使うと20分間の充電で20キロ分走行できるようになるという。
JAF宮城支部・ロードサービス隊仙台基地 最上仁さん
「これからEV車(=電気自動車)は、エアコンとかそういったものを使うと、走る距離も短くなったり電欠がしやすくなったりというところもありますので、そういったところをサポートしていければと思います」
このレッカー車は、現在全国のJAFで10台導入されていて、東北では宮城が初めてだという。