【懲戒解雇】体育館勤務の職員 施設の運営資金978万円”着服”(宮城・登米市)
宮城・登米市内の体育館に勤める職員が、施設の運営資金から978万円あまりを着服していたとして、20日付けで『懲戒解雇』処分を受けたことが分かった。
『懲戒解雇』処分となったのは、登米市迫体育館に勤務する30代の女性職員。
体育館の運営を委託されている事業者によると、女性職員は2020年度から預金通帳の管理を1人で担当し、今年11月までの4年間で500回以上に渡り運営資金978万円あまりを引き出し着服していたという。
12月に予定されていた登米市の監査を控え、発覚を恐れた女性職員が自ら警察署に出頭して事態が明らかになり、「旅行や趣味に使った」と話しているという。
事業者側は、女性職員から既に全額が弁済されたことなどから刑事告訴はしない方針だ。
ミヤギテレビの取材に対し、事業者は「信頼を失墜させ責任を感じている。チェック体制を強化するなどし信頼回復に努めたい」としている。