2026年度内の利用開始を目指す仙台市・泉区役所の新庁舎の建設工事を前に、起工式が行われた。

19日の起工式には、仙台市の郡市長や関係者50人が参加し、工事の安全を祈願した。

泉区役所は、泉市役所の時代も含めて47年以上使用され、老朽化による建て替え工事が進んでいる。

新庁舎は、整備費が132億円。地上6階・地下2階建て。
泉中央駅とは地下道で直結するほか、中央には防災機能を備えた芝生広場が設けられる計画。
また、敷地内には金融機関やクリニックなどが入る11階建てのビルと、14階建ての賃貸マンション2棟の民間ビルの建設が予定されている。

仙台市・郡和子市長
「幅広い世代の方が集い活動する、日常のにぎわいと交流を創出する場所を、目指す」

泉区役所の新庁舎の利用開始は2026年度内を予定し、芝生広場や民間ビルなど一帯の整備が完了するのは2029年度内を予定している。