<女川原発2号機>原子炉に核燃料入れる作業が完了 再稼働予定は11月頃
東北電力は、9月3日から行っていた女川原発2号機の原子炉に核燃料を入れる作業が、9日午後完了したと発表した。
再稼働は、11月頃の予定だ。
東北電力は、女川原発2号機の再稼働に向け、9月3日から560体の燃料集合体を使用済み燃料プールからつり上げ、原子炉にいれる「燃料装荷」の作業を実施していた。
燃料集合体は、新規のものが208体・震災前に使用していたものが352体で、9日午後2時50分に作業が完了したと発表した。
作業中に大きなトラブルはなかったという。
東北電力では、今後 安全性に関わる機能の検査などを経て10月頃に原子炉を起動、11月頃の再稼働を予定していて「安全確保を最優先に一つ一つのプロセスにしっかりと対応するとともに、地域の皆さまに当社の取り組みを丁寧にお伝えしながら、再稼働に向け全力で取り組む」とコメントしている。