【その名も「キツネルーム」】旅館にたくさんの「キツネ」に囲まれる客室誕生 近くの「宮城蔵王キツネ村」にあやかり 海外からの宿泊客狙う(宮城・川崎町)
海外からの宿泊客を狙い、宮城・川崎町の旅館にはたくさんの「キツネ」に囲まれた客室が新たに誕生した。
室井記者リポート「この部屋は、スリッパ、ベッドボードとキツネに囲まれているだけでなく、キツネになりきれるコスプレも準備されている」
今年に入り、宮城・川崎町青根温泉の旅館に設けられた客室、その名も「キツネルーム」。
木目調で森をイメージした客室の中には、オリジナルのグッズが並び、キツネに囲まれながら過ごすことができる。
宿泊者の夕食メニューには、キツネのいなりやキツネのクッキーが入ったデザートも。
この「キツネ尽くし」の狙いは、外国人の有名スポットとの相乗効果だ。
温泉街から車でおよそ30分の「宮城蔵王キツネ村」。
インバウンドを推進する宮城県内の法人によると、コロナ前(2018年)には来場者のおよそ半数が海外からとなっていて、キツネ村を訪れる前後に宿泊してもらおうとこの部屋が作られた。
山景の宿「流辿」 原華織女将「台湾人の方ですとか韓国人の方、アジアの方のご来館増えてくれればよい。キツネ村の人気に少しでもあやかれればと思っている」
今後は、台湾向けにSNSによる発信を行うなどし、てPRをしていくという。