【インフル5週ぶり増】新型コロナは入院患者増で<フェーズ1>に
宮城県の定点調査によると、今月8日から1週間のインフルエンザ患者数は1医療機関あたり11・60人と前の週から0・34人増え、5週ぶりの増加となった。
保健所のエリア別では気仙沼で24・50人、仙南で14・00人塩釜で13.94人など。インフルエンザ患者のうち半数以上が14歳以下で、県は学校での換気など感染対策を呼び掛けている。
また、新型コロナウイルス患者は1医療機関あたり7・91人と前の週より2.48人増えている。
入院患者数もきのう時点で256人と増えていて、県は感染拡大に備えて病床を準備する段階に入ったとして、新型コロナの病床を27床確保しました。
県は4段階にわけて、毎週水曜日時点の入院患者数を基準に、病床を準備する。
きのう時点の入院患者数が256人だったため、今回はフェーズ1となった。10月に仕組みが始まって以来、フェーズが上がるのは初めて。県は感染が拡大する可能性があるとして、改めて対策を呼びかけている。