子ども医療費の無償化 来年4月から対象年齢の拡充へ・西公園には「屋内の遊び場」整備も〈仙台市〉
仙台市は子ども医療費の無償化を来年4月から18歳までに拡充する方針であることが分りました。また青葉区の西公園に子どもたちが雨天時でも遊べる屋内の遊び場を整備する方針です。
郡仙台市長が市議会2月定例会で表明する施政方針によりますと、来年4月から現在15歳までとなっている子ども医療費の無償化の対象を18歳まで拡充する方針です。また現在小学1年生から中学3年生まで初診時に500円かかる負担金も無料とする方針です。
また施政方針では青葉区西公園への屋内遊び場の整備も盛り込まれました。これは猛暑の影響などで子どもの遊びの環境が大きく変化していることを受けたもので広瀬川の活用も視野に入れる考えです。
このほか、今年11月頃の導入を目指す宿泊税の活用については、「攻めの観光」をテーマに、伊達政宗の没後400年となる2036年に仙台城跡の大手門復元を目指し、基本構想を策定するほか、太白区秋保大滝への展望台設置、大河ドラマの誘致にも取り組む方針。
東北大学が去年11月に国際卓越研究大学に認定され、今後外国人留学生や研究者が増加することについては、市内在住の外国人を対象に「仙台市初の全数調査」を行い生活の際の困りごとなどを聞き取るほか、市内中心部には今後、外国人の住民登録の特設窓口を設置する方針です。