<パリ五輪で活躍>卓球女子団体で銀メダル獲得!張本美和選手と兄・智和選手 多くの人が活躍たたえる(宮城)
パリオリンピック卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和選手と兄・智和選手が、17日宮城県内を訪れ多くの人が活躍をたたえた。
17日午前11時過ぎ、宮城県庁一階のロビーには、見渡す限り人、人、人。
パリオリンピックで共に活躍した卓球・張本美和選手と智和選手を一目見ようと、多くの来庁者が詰め掛け拍手で出迎えた。
卓球女子団体・銀メダル 張本美和選手
「宮城県の皆様からの応援を力に変え、銀メダルを獲得することが出来ました。本当に応援ありがとうございました」
美和選手は、団体での銀メダル獲得の功績を称えられ、宮城県から特別表彰が贈られた。
また、たくさん食べて今後もいい成績を残して欲しいと、県内産のお米30キロも贈られた。
パリでの戦いを振り返り、2人は「故郷・宮城からの応援に大きく後押ししてもらった」と語った。
卓球女子団体・銀メダル 張本美和選手
「宮城県民の皆様からの応援、メッセージが本当に本当に力になった。試合や大会で力をつけて、ロサンゼルスオリンピックへ向けてがんばりたい」
卓球男子団体・4位
シングルス・ベスト8 張本智和選手
「パリに居ても、ネットなどを通じて皆さんの応援が現地にも届いていた。皆さんのためにがんばりたい気持ちでプレーの支えになっていた、ありがとうございました」
この後、2人が訪れたのは、名取市のこども園。
卓球の紙芝居の読み聞かせで園児たちと仲良くなると、始まったのは実際のコートを使った卓球の練習会。
2人は、園児の手を取り一緒にラケットを振って、球を打つ楽しさを伝えていた。
美和選手が園児教える
「めっちゃいい!すごいね」「ありがとう」
園児から「どうしたら卓球が上手くなるか」を質問された2人はー。
張本智和選手
「毎日頑張ればきっとうまくなります」
張本美和選手
「諦めないで毎日続けることです」
園児
「(卓球は)気持ちよかったし楽しかったし、(ラケットに)当たったのが嬉しかった」
「(智和選手は)かっこよかった」
「楽しかった。(美和選手は)かわいかった」
張本美和選手
「地元の宮城県の子ども達に教えることができてすごく光栄でしたし、もしもっと卓球が好きになってくれたら嬉しいなと思います」
張本智和選手
「楽しくやってくれただけでもすごく満足です。小さい時に見たかもと思って頂ければ本当に感慨深いことだと思うので、そう思って貰えるために1年でも長くプロとして卓球頑張っていきたいなと思います」
練習のあと、サイン入りのラケットをプレゼントした張本兄妹。
最後は、園児たちにとり囲まれ、お互いに別れを惜しんでいた。