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【仙台5月の風物詩】“仙台一高二高定期戦”伝統の一戦は点の取り合いに

2024年5月13日 20:21
【仙台5月の風物詩】“仙台一高二高定期戦”伝統の一戦は点の取り合いに

仙台の5月の風物詩!公立の伝統校、仙台一高と仙台二高の硬式野球定期戦が、11日(土)に行われた。

明治33年に始まり“杜の都の早慶戦”とも呼ばれる伝統の一戦。戦後の成績は一高が35勝、二高が32勝。最近3年は一高が3連勝している。

初回、1点を失った一高は1アウト3塁2塁のチャンスで打席には遠藤颯選手(3年)。レフトへのタイムリーヒットですぐに同点に追いつくと、続く水上雄磨選手(2年)もレフトへ勝ち越しタイムリーヒット!更に安藤舜選手(3年)がライトへ2点タイムリーヒットを放つなど、初回だけで4点を奪う猛攻を見せる。

その後も一高は得点を重ね、バンカラスタイルの応援席が沸き立つ。

大量8点のリードを奪われた二高だったが最終回、2アウトながら3塁2塁チャンスを作ると、引地櫻人選手(3年)がレフト前にタイムリーヒット!1点を返す。尚も続く二高のチャンスで唯野光汰選手(3年)がライト前にタイムリーヒット、ランナー2人が返りこの回3得点!点差を5点に縮めた。

粘りを見せた二高。しかし最後はセンターフライに仕留められ、ゲームセット。伝統の一戦に勝利した一高はこれで4年連続の勝利となり通算戦績は36勝に伸ばした。