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楽天 CS進出の可能性が完全に消滅

2024年10月2日 19:28
楽天 CS進出の可能性が完全に消滅
ミヤテレニュース

 楽天は1日、3位ロッテと直接対決。先発の岸投手が121球の熱投も、打線が援護できず敗戦。これで、3年連続のBクラスが確定。CS進出の可能性が完全に消滅した。

 クライマックスシリーズ進出へ、負ければ終わりの中、迎えた1日のロッテ戦。打線は初回、ロッテ先発、岩手県出身の佐々木朗希投手から3塁1塁のチャンスを作ると、変化球が大きく外れ3塁ランナーが生還。ワイルドピッチで1点を先制する。援護をもらった先発の岸投手は、前回登板のロッテ戦では球団最年長での完封勝利を挙げている。4回まで無失点の好投を見せるも5回、2アウトながら2塁1塁のピンチを背負うと、打ち取った当たりも、ショートの村林選手がまさかの落球。エラーが絡み、この回3失点で逆転を許してしまう。

それでもクライマックスシリーズ進出を諦めない楽天は8回。2アウト2塁で小郷選手!セカンドの好守に阻まれるも、気迫のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取ると、3塁1塁とチャンスを広げ、打席には小深田選手!初球の変化球を打ち返しますが、結果はセカンドゴロ。チームでつないだチャンスも生かせない。

逆転を許すも、味方の反撃を信じ、懸命に腕を振り続けた岸投手。9回にピンチを招いたところで降板となったが、39歳のベテランが9回途中121球の熱投。

就任1年目の今江監督の元、終盤まで激しいクライマックスシリーズ進出争いを繰り広げた楽天だったが、あと一歩及ばず、今シーズンの138試合目にして、クライマックスシリーズ進出の可能性が完全に消滅した。

今江監督
「この時期にこうやってCS争いでここまで戦えたというのは、選手たちも非常に頑張ってくれていますし、勝たせられなかったというところは自分としては悔しいです。Aクラスというところは途絶えてしまいましたけど、残り試合もあるのでしっかり最後まで戦っていきたいと思います。」

ロッテに敗れた楽天は、残り5試合を残しクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅し4位が確定。球団初の交流戦優勝もあったが、3年連続のBクラスと悔しい結果となった。

応援してくれるファンのためにも残り5試合、来シーズンへつながる戦いを見せたい楽天。3日はビジターでソフトバンクと対戦する。