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【楽天】6位からの巻き返しへ!!ここまでの戦い振り返り

2024年4月16日 19:12
【楽天】6位からの巻き返しへ!!ここまでの戦い振り返り

楽天はここから巻き返しに期待。パ・リーグ全5チームとの最初の対戦が終わり、ここまでの14試合の戦いを振り返る。

今江敏晃新監督のもと今シーズンをスタートさせた楽天イーグルス。ここまで14試合を戦い5勝8敗1分けでリーグ最下位。カード勝ち越しは1度もない。さらにチーム打率は、2割2分7厘でリーグ4位。そしてチーム防御率は3.62でリーグ最下位と投打ともに苦しんでいる。

しかし、明るい材料として去年の盗塁王・小深田大翔選手を筆頭にチーム盗塁数はここまでリーグ2位の10個。そして内野安打の数はリーグトップの14本を記録するなど、機動力を生かしながら粘り強く戦っている。

一方投手陣では、先発投手の防御率は4.18ながら救援陣の防御率は2.83。ホールド数はリーグトップの19。中継ぎ投手陣の奮闘が光る。

そんな楽天の戦いを象徴するような試合が4月7日のソフトバンク戦。この日楽天は4人の中継ぎ投手の継投で、中盤以降スコアボードにゼロを刻む。そして同点のまま迎えた9回ウラ。ランナーを1人置いて鈴木大地選手が劇的な一打を放ち、今シーズン2度目のサヨナラ勝ちを納めた。

〈鈴木大地選手 ヒーローインタビュー〉
「たくさんのファンの皆様の前で野球ができるのは本当に幸せです。また僕たちと一緒に戦ってください」

さらに開幕から苦しんでいた主軸の2人が状態を上げてきた。

浅村栄斗選手は14日の試合で今シーズン第1号ホームランを放つなど、去年のホームラン王にエンジンがかかってきた。

同じく島内宏明選手も直近の3試合は、14打数6安打で打率4割2分9厘。ヒットメーカーが本来の姿に戻ってきた。

そして16日から2周目の対戦が始まる。16日、オリックスの先発は田嶋大樹投手。通算対戦成績は4勝12敗。チーム打率2割3分3厘と苦手にしている相手。しかしその中で島内選手は打率3割6厘と高い打率を残しており、田嶋投手攻略のキーマンとなりそうだ。

今シーズン初のカード勝ち越しへここからの巻き返しに期待。