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【楽天】荘司康誠(23)終盤までノーヒットピッチ&ベテラン鈴木大地(34)劇的な一打(週末のソフトバンク戦)

2024年4月8日 19:11
【楽天】荘司康誠(23)終盤までノーヒットピッチ&ベテラン鈴木大地(34)劇的な一打(週末のソフトバンク戦)
楽天はソフトバンクを相手に週末の3連戦、1勝2敗で負け越した。しかし、6日は荘司康誠投手(23)が好投、そして7日は劇的な勝利を掴んだ。

★金曜日の初戦を落として迎えた土曜日の試合。

先発は2年目・荘司康誠投手。前回登板では初回に連打を浴び失点したが、この日は先頭バッターの周東選手を152キロで空振り三振に仕留めると、続く川瀬選手をスプリットでファーストゴロ。柳田選手に対しては124キロのカーブでセンターフライ。初回を三者凡退で終える。その後もストレートを軸に強力ソフトバンク打線をねじふせ、5回まで1本のヒットも許さず。6回には味方のエラーとフォアボールで1アウト2塁1塁、初めて得点圏にランナーを背負うが、ここでもストレートで勝負し川瀬選手を見逃し三振。そして柳田選手は大きな当たりだったが、力のある球であとひと伸びを許さずセンターフライにおさえピンチをしのぐ。しかし7回。1アウトから近藤選手にストレートをはじき返されてこの日初ヒットを許すと、その後、ワイルドピッチなどで1アウト3塁1塁に。打席には仙台大学出身・川村選手。犠牲フライには十分なレフトフライで相手に先に点を与えてしまう。それでも7回1失点は完璧な内容。勝ち投手にはなれなかったが、次回登板に期待。

★連敗で迎えた7日の日曜日の試合は息詰まる接戦!2点を先制されたが、1点ずつ返して同点に追いつくと試合は9回の攻防へ。

マウンドには今季からクローザーに転向の則本昂大投手(33)。フォアボールと送りバントで1アウト2塁のピンチを背負うが、牧原選手をフォークでセカンドゴロに仕留めると、続く周東選手に対してもストレートでセカンドゴロ。9回の野手陣に勝利のバトンを託す。

するとそのウラ、先頭バッター・浅村栄斗選手がフォアボールを選んで出塁。続く岡島選手が送りバントを決めて、これでランナー2塁。

一打サヨナラの場面を作ると、打席にはこの日スタメンながら開幕から8打席ヒットのない鈴木大地選手(34)。打球はライト線へ!2塁から浅村選手がかえるタイムリーヒット!!チーム最年長組の34歳・鈴木大地選手の劇的な一打でサヨナラ勝ちの楽天。連敗を3でストップした。

楽天は9日から敵地でパリーグ3連覇中のオリックスと3連戦。
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