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【楽天春季キャンプ】10日からの第3クールまとめ 初の対外試合も

2024年2月15日 11:07
【楽天春季キャンプ】10日からの第3クールまとめ 初の対外試合も
第3クール初日となった10日土曜日、開幕投手の候補として名を連ねるプロ4年目のサウスポー・早川隆久投手がフリーバッティングに登板。

その意図について聞くと…
〈早川隆久投手〉
「バッターに対して、どういう反応をしてもらえるかというところで投げたい変化球もあったので、志願させてもらいました」

この志願の投球について、“主軸投手としての自覚が芽生えている”と今江監督も評価した。

★翌日、11日の日曜日、チームは初の対外試合日本ハム戦。

1点を追う3回、2アウト満塁の場面。打席には7番ショートで出場昨シーズン、レギュラーへの足掛かりをつかんだ村林一輝選手。内角のボールにうまく体を回転させ、レフトへの2点タイムリー2ベースヒット。今江監督に対外試合初得点をプレゼントした。

更に途中出場、ドラフト6位ルーキー中島大輔選手。プロ初打席で初ヒットとなるセンター前ヒット。前日10日に一軍昇格したばかりだったが、打撃でのいきなりのアピールに今江監督も納得の表情を見せた。

一方、疲労の蓄積で別メニュー調整が続いていた浅村栄斗選手。日本ハムのキャンプ地・名護での練習試合には参加せず、金武町のグラウンドで居残り練習。5日ぶりにフリーバッティングを行った。7割程度の軽い力で81スイング。途中から徐々にギアを上げ3本の柵越えを放つなど、イーグルスの主砲が、復調の兆しを見せた。

★12日、月曜日。2年目の荘司康誠投手がシートバッティングでマウンドへ。打者6人を相手に3本のヒットを許したが、打者の反応を見ることを目的にした登板に手応えを感じていた。

〈荘司康誠投手〉
「久しぶりのバッターを立たせての投球だったので、無事に終われたっていうので良かったんじゃないかな」

12日のシートバッティングにはドラフト1位ルーキー古謝樹投手も登板。プロになって初めてのバッターに対するピッチング。前の日に練習試合でプロ初ヒットを放った同期のルーキー・中島選手からは、チェンジアップで三振を奪った。このチェンジアップが特に有効だと手応えを感じた。

〈古謝樹投手〉
「本当に楽しかったというのは第一印象でその中でも課題であったりとか色々収穫しかないシートバッティングだったので、今後につながるいいシートバッティングだったかなと思います」

その古謝投手と荘司投手が、バレンタインデーのイベントでチョコを手にして登場。

古謝投手が先輩・荘司投手にこんなお願いも・・・

古謝「早くごはん連れてって欲しいです」
荘司「まあいずれ連れていこうかなと思います」

楽天の沖縄県金武町でのキャンプは、15日から第4クール。18日日曜日にキャンプ最終日を迎える。