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早く新紙幣を手にするにはどうすれば?「興味を持って使ってほしい」日本銀行新支店長が着任《長崎》

2024年7月2日 21:00
早く新紙幣を手にするにはどうすれば?「興味を持って使ってほしい」日本銀行新支店長が着任《長崎》

(佐藤肖嗣アナウンサー)
3日から始まるのが、新しい紙幣の発行です。

約20年ぶりにデザインが刷新されました。

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
日本銀行長崎支店に新たに着任した支店長は、新紙幣を「興味を持って使ってほしい」と呼びかけました。

日本銀行長崎支店の新しい支店長に就いたのは、伊藤 真氏 49歳です。

1998年に入行し、欧州中央銀行への出向などを経て、政策委員会室の法務課長や総務課長を歴任。

日銀の金融政策決定会合などの議事運営に携わってきました。

県内の景気については「緩やかな回復が続いている」という認識を示しました。

(日本銀行長崎支店 伊藤 真 支店長)
「県内各地くまなく足を運び、各地の企業経営者と対話を深めたい。長崎県経済の発展に少しでも貢献したい」

3日からは、2004年以来 約20年ぶりに紙幣のデザインが刷新されます。

新たに発行される紙幣について伊藤支店長は…。

(日本銀行長崎支店 伊藤 真 支店長)
「この偽造対策のような この20年間の技術進歩を、うまく取りこめたと認識している。新しいものなので、興味を持って使ってもらえればありがたい」

(佐藤アナ)
こちらが3日に発行される新しい紙幣のデザインです。

1万円札に、実業家の「渋沢 栄一」

5千円札には、教育家の「津田 梅子」

千円札は、細菌学者の「北里柴三郎」の肖像が描かれています。

(桒畑アナ)
20年ぶりに変わる紙幣には、最新の偽造防止技術も取り入れられています。

(佐藤アナ)
その1つがこの3Dホログラムです。

お札を傾けると肖像が動いて見えるんですが、紙幣で採用されるのは世界で初めてなんです。

(佐藤アナ)
また お札を透かして見える肖像の周囲には、緻密な線で構成した連続模様を施す「高精細すき入れ」が採用されています。

(桒畑アナ)
早く新紙幣を手にしたい人もいると思いますが、県内の銀行ではどのように
対応するのでしょう。

(佐藤アナ)
両替や預貯金の引き出しで新紙幣にしてほしい場合の主な銀行の対応です。

十八親和銀行は、取り扱いの開始日がそれぞれの店舗で異なるほか、3日の早い時間の対応はできないため、店舗への事前の問い合わせを呼びかけています。

長崎銀行は、本店営業部は3日の営業開始から。

そのほかの店舗では、4日から店舗の準備ができ次第、対応するとしています。

一方でゆうちょ銀行は、両替には対応せず、貯金を払い戻す際も新旧の紙幣の指定はできないということです。