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自民党 “石破新総裁誕生”に被爆者「世界の戦争放棄に尽力を」県内各党の反応は 《長崎》

2024年9月27日 19:30
自民党 “石破新総裁誕生”に被爆者「世界の戦争放棄に尽力を」県内各党の反応は 《長崎》

被爆者団体の一つ 長崎原爆被災者協議会の田中 重光会長は、世界の戦争の放棄に尽力してほしいと話しました。

(長崎原爆被災者協議会 田中重光会長)
「9人の候補者がみんな憲法改悪 唱っていた。世界各地で紛争が広がっている。それに対して日本の役割。憲法9条をもっている国の首相として、役割を果たしてほしい。いろんな外交を通して、戦争をやめさせることが大事」

石破新総裁の選出を受けて自民党県連、そして野党は…。

(自民党県連 前田 哲也幹事長)
「外交面を含めて安定しているという思いもあるが、石破さんは地方のことをよくわかってくれているので、長崎県を発展させるために、地域のことを分かっている石破さんがなっていただいたのは、非常に心強い思い」

(立憲民主党県連 山田 朋子代表)
「自民党の表紙が変わったからと言って、大量に裏金の問題で議員を出しているような自民党とは違うので、そのあたりを終わらせることなくしっかり訴えていきたい」

(国民民主党県連 深堀 浩幹事長)
「野党としては (政治資金規正法の改正が)足りないと ずっと主張したにもかかわらず、今の改革案でおさまっている。それを(総裁選になって)まだ足りなかったというのはとても納得できない。全国民がどう見ていたか」

(日本維新の会県総支部 山田 博司幹事長)
「自民党が全く変わるところはない。総裁選で政治とカネの問題をうやむやにして、そのまま突き進んでいこうという姿勢が表れた。その結果がこういうふうになった」

(共産党県委員会 堀江 ひとみ副委員長)
「政治とカネの問題については、裏金議員についての再調査はしないという。表紙が変わったけれども、本当に中身が変わったのかという疑問を持たざるを得ない」

自民党の新しい総裁に選ばれた石破氏。

来月1日に召集される臨時国会で、第102代の総理大臣に選出される見通しです。