×

知事選巡る “う回献金疑惑” 江真奈美県議「今も認識はない」関与疑惑を改めて否定《長崎》

2024年8月23日 18:48
知事選巡る “う回献金疑惑” 江真奈美県議「今も認識はない」関与疑惑を改めて否定《長崎》

「う回献金」への関与疑惑が指摘された県議会自民党会派の江 真奈美議員が報道陣の前で取材に応じ、改めて疑惑を否定しました。

自民・公明以外の県議会の4つの会派は引き続き、納得のいく説明を求めるとしています。

(江 真奈美議員)
「(う回献金の)認識は最初もなかったし、今も認識はない。そういう疑念を抱かせる構図になっているということは理解するので、そこについては真摯に受け止めて反省している」

おととしの知事選挙期間中、江議員が代表を務める自民党県支部は、医療法人など9つの団体からあわせて286万円の寄付を受け、同じ額が江議員の後援会を介して、大石知事の後援会に渡ったことで「う回献金」の疑惑が指摘されています。

江議員は指摘を受け、今月20日の各派代表者会議で議会運営委員長を辞任する意向を示しましたが、各会派から経緯の説明が不十分だとして、23日に再度、説明の場が持たれたということです。

(江真奈美議員)
「その時の選挙のバタバタの中で(大石知事陣営の選挙コンサルから)こういう風にしてくださいと言われたので、違法性はないんだよねと聞いたら、大丈夫ですということだったので実行に移した」

一方「県民会議」や「改革21」など4つの会派は23日、大石知事を刑事告発した神戸学院大学の上脇 博之教授とオンラインで意見交換。

(上脇博之 教授)
「百条委員会を設置して、きちんと説明させる必要がある。その際に客観的な資料を提出させることがとても重要だ」

江議員に対しては各派代表者会議で再び説明を求めるとしています。