「説明できるよう準備進めている」大石知事巡る政治資金問題　17日 “各派代表者会議”で説明へ《長崎》

県議会は、大石知事に政治資金をめぐる問題に関して説明を求めるため、17日に各派代表者会議を開くことを決めました。

大石知事は「説明できるよう準備を進めている」と話しています。

大石知事は先月の県議会一般質問で、自身の後援会の収支報告書に関する指摘を受け、「6月中に訂正する」と答弁。

その後、後援会で出納を巡るトラブルが発覚し「精査が必要」として訂正を延期し、未だ具体的な説明がなされないままとなっています。

県議会は、この問題に関する説明を知事に求めるため、17日に各派代表者会議を開くことを決めました。

一方 12日午後、報道陣の取材に応じた大石知事は…。

（大石知事）
「(17日に)しっかりと報告できるように準備をしなくてはならないと思っている」

また、後援会の外部監査に携わった経営コンサルティング会社の男性が、詐欺などの疑いで知事らを刑事告発したことについては。

（大石知事）
「詐欺罪と業務上横領罪に関しては、そういった事実はない。仮に捜査機関から対応を求められることがあれば真摯に対応したい」

大石知事は21日から予定していたNPT＝核拡散防止条約再検討会議準備委員会にあわせた スイスへの訪問を取りやめ。

16日の国への要望も中止となるなど、公務にも影響が出ていることに「申し訳なく思っている」とした上で「置かれた状況の中で今後、しっかりと取り組みを進める」と話しました。