公職選挙法違反略式起訴「衆議院議員選挙めぐり買収」長崎1区下条元県議陣営の事務局長《長崎》
10月に行われた衆議院議員選挙で、長崎1区から立候補した自民党の元県議 下条博文氏陣営の男が、選挙運動員に違法な報酬を渡す約束をしたとして、公職選挙法違反の罪で起訴されました。
公職選挙法違反の罪で起訴されたのは、自民党の元県議の下条博文氏陣営関係者で、長崎市の団体職員白本浩衛被告 66歳です。
起訴状などによりますと、当時 陣営の事務局長の立場だった白本被告は、衆議院議員選挙で下条氏を当選させる目的で10月上旬に12人の選挙運動員に対し、選挙運動の報酬として時給1000円の金銭を渡す約束をしたとされています。
事件を巡っては、同じ陣営関係者の内堀嘉之氏61歳も共謀したとして逮捕、送検されていましたが、長崎区検は11日、公職選挙法違反の罪で略式起訴し、長崎簡易裁判所は罰金50万円の略式命令を出したということです。
最終更新日:2024年12月12日 1:26