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どう変わる?10月から “児童手当” が拡充 長崎市は早めの申請呼びかけ《長崎》

2024年9月13日 20:30
どう変わる?10月から “児童手当” が拡充 長崎市は早めの申請呼びかけ《長崎》

10月から変わる「児童手当」についてです。

「改正 子ども・子育て支援法」が6月に国会で可決され、拡充されることになりました。

具体的にどう変わるか見ていきます。

まず支給対象がこれまでは中学生まででしたが、高校生の年代までに広がります。

支給額は、第1子、第2子については、3歳未満が月に1万5000円。
3歳以上は1万円と変わりませんが、第3子以降は全ての期間で3万円に拡充されます。

「子ども」のカウントの対象も、大学生年代の22歳にまで広がるので、例えば年度内に20歳、15歳、10歳になる子どもがいる場合、これまでは20歳の子はカウントされず、15歳が第1子、10歳が第2子という扱いでした。

それが10月からは、20歳が「第1子」になるので10歳は「第3子」に。

もらえる児童手当は、あわせて2万円だったのが、4万円に増えることになります。

また 年収1200万円以上の世帯は対象外となるなど所得制限がありましたが、これも撤廃されます。

子育て中の人たちからは、歓迎する声が聞かれました。

(子ども3人の父親)
「助かる。小学生がいるので教材費などでもお金がかかるから。少しは変わると思うが、もう少し上がってほしい」

(子ども2人の母親)
「高校生まで(児童手当が)あると助かる。子どもを預けて働ける環境があると、もっと過ごしやすい」

児童手当の拡充に伴って、これまで受給していない人が新たに対象となる場合、住んでいる市や町に申請が必要となります。

長崎市は 今月30日までに申請がない場合、最初の支給が予定の12月より遅れるということで、早めの申請を呼びかけています。