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日本初開催「持続可能な保健医療システムの構築」がテーマの国際会議「HSR」11月長崎で《長崎》

2024年5月20日 22:30
日本初開催「持続可能な保健医療システムの構築」がテーマの国際会議「HSR」11月長崎で《長崎》

世界100か国以上から2000人が集まる “世界最大規模”の国際会議が11月に長崎で開かれます。

主催する団体の理事らが、会議を誘致した長崎大学を表敬訪問しました。

保健医療システムや政策の分野で最も権威ある国際会議「保健システムリサーチグローバルシンポジウム=HSR」。

11月18日から5日間、長崎市の出島メッセ長崎で開催されます。

会議に先立って、主催する団体の理事長ら13人がホストを務める長崎大学の永安学長のもとを、20日に訪れました。

(HSG アドナン・ハイダー理事長)
「皆さんの努力のおかげで、長崎でシンポジウムを開催できることを非常にうれしく思う」

2010年に始まり、2年に1度、各大陸を巡りながら開催されている「HSR」。今年で8回目で、日本では初めての開催です。

長崎大学と国際協力機構=JICAが誘致し、「ホスト機関」として会議の運営などをサポートします。

新型コロナウイルスのパンデミックや、世界的な気候変動などを踏まえて「持続可能な保健医療システムの構築」をテーマに、議論が行われるということです。

(HSG アドナン・ハイダー理事長)
「気候変動における問題のひとつは、新型コロナやマラリア、そのほか多くの感染症が増加していること。私たちはこうした状況を食い止め、制御するためにどのような研究や証拠が必要なのかを理解したい」

会議には、世界100か国以上から研究者のほか、政府、国際機関の担当者ら最大2000人が対面で参加する見込みです。

長崎大学は、会議に合わせて「スタディーツアー」を開催し、感染症教育や放射線医療などの取り組みを紹介するということです。

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