【県高総体】ラグビー準決勝 長崎北陽台が長崎南山と激突 前年決勝の雪辱果たし頂点に王手《長崎》
高校生の熱い戦い、大会5日目を迎えた県高総体です。
5日はラグビーの準決勝が行われ、決勝に進む2校が決まりました。
準決勝第1試合は、連覇を目指す赤のジャージ「長崎南山」。
対するは、2年ぶりの頂点を狙う青のジャージ「長崎北陽台」です。
去年、この大会の決勝で戦ったライバル校の激突となりました。
試合は前半6分、長崎北陽台のキャプテン下田選手が中央に先制のトライ。
これで勢いに乗ると、身長181センチ体重108キロの大型FW 田﨑凛太郎選手や、ウイングの白丸選手が連続でトライを決めるなど、前半を40対0と大きくリードして折り返します。
(長崎南山 久保田一平監督)
「ラグビーって戦うスポーツ。アタックもディフェンスも走らないといけない。自陣からでも動かないといけない」
反撃に出たい長崎南山は後半、細かくパスを繋いで果敢に敵陣へ攻め上がりますが、相手の堅いディフェンスの前に得点を奪えません。
一方、北陽台はその後も順調に得点を重ね、あわせて11のトライを奪い、75対0。
決勝で敗れた去年の雪辱を果たし、2年ぶりの頂点に王手をかけました。
(長崎北陽台 下田秩主将)
「圧倒して勝ち切れたのでよかった。今大会の目標は、ゼロで抑えることを意識しているので、自分たちの形でトライを取り切って絶対優勝する」
また第2試合は「長崎北」が71対5で「長崎工業」を破っています。
この結果、7日行われる決勝戦は、1月の県新人大会と同じカードの
「長崎北陽台」対「長崎北」となりました。
県高総体6日は、サッカー男子の準決勝が行われます。
第1試合は、連覇を目指す「国見」と「諫早商業」の対戦。
第2試合は、2年ぶりの頂点を狙う「長崎総大附属」対「佐世保実業」の一戦です。