“ととのう”を観光の起爆剤に!ブーム続くサウナを活用 県内でも新たな取り組みに挑戦《長崎》

全国的にブームが続く“サウナ”。ととのうを観光の起爆剤に!
長崎でも、新たな取り組みが進められています。
リニューアルのため、休業していた佐世保市の老舗サウナ施設。
(電話応対)
「お電話ありがとうございます。サウナサンです。本日お昼の12時から開きます」
オープン1時間前の施設入口には、お客さんの姿が・・・。
(利用者)
「新しいサウナが楽しみで来た。会社のみんなで楽しみだねと話していた。待ちきれずに」
いよいよ、営業スタートの時刻。
(朝礼)
「これまで以上にお客さん増えると思うが、気持ちいい時間を提供できるように頑張ろう。宜しくお願いします」
(従業員)
「いらっしゃいませ。新しいサウナ室も増えているので、ゆっくりどうぞ」
(従業員)
「待ち遠しかったでしょ」
(利用者)
「長かったあ、2週間」
(利用者)
「(サウナは)好き。もう40年くらい。(サウナの後に)水風呂に入るのが一番の楽しみ」
この日、新たなスタートを切った佐世保市の老舗サウナ施設「サウナ サン」。
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「会社を続けられるかさえわからないという時期もあったが、どうにかこうにか、去年くらいからお客さんも戻ってきて、もっといろんな人にサウナの気持ちよさを知ってもらえればと思う」
新たな取り組みと、その思いに迫ります。
先月20日、長崎市内にはたくさんのテントが並び、熱気が・・・。
サウナでたっぷり汗を出して、水風呂に入り、“ととのう”を体験です。
(来場者)
「初サウナ。気持ちよかった」
(来場者)
「最高!サウナは、年200回くらい行っている」
初心者も、経験者も、気軽にサウナを楽しんでもらいたいと開かれたイベントには、家族連れなど100人ほどが参加。
会場には「サウナサン」の支配人、足立琢哉さんの姿もありました。
(サウナサン 足立琢哉支配人)
「予想以上によかった。長崎はどちらかというと田舎のほうなので、地域に根差した取り組みに結びついていければいいなと思う。その地域ならではのサウナの形を作るのが大事かなと」
長崎ならではのサウナを!
その思いに至ったのは、“コロナ禍”の影響が大きかったといいます。