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子どもの感染が大きな割合占める「お盆前に対策を」新型コロナ感染者 県内は7週連続増加《長崎》

2024年8月1日 20:30
子どもの感染が大きな割合占める「お盆前に対策を」新型コロナ感染者 県内は7週連続増加《長崎》

先週1週間の感染症の県内の流行状況が発表され、新型コロナウイルスは7週連続で増加しました。

県は お盆を前に、普段会わない人との接触の機会が増えることから、対策を呼びかけています。

県の発表によりますと、先月22日からの1週間に県内70の定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は1746人で、前の週より150人増えました。

増加は7週連続です。

1つの定点医療機関あたりの感染者数は「24.94人」と3週連続で20人を超えています。

年代別では10歳未満が18%。10代が15%と、夏休み中も子どもの感染が大きな割合を占めています。

また 地域別では、前の週に引き続き 壱岐地区で定点あたり40人台。県北、県南は30人台となっているほか、五島や対馬など 多くの地域で前の週より増加しています。

県は、感染者数が高い水準となっていることから、更なる感染拡大や医療提供体制のひっ迫を招かないよう、県民に対する「協力依頼」を発表。

換気や手洗いなどの基本的な感染対策のほか、帰省などで高齢者と会う場合や大人数で集まる際は予防を心がけてほしいとしています。