×

想定は爆破予告「クルーズ船へのテロ防ぐ合同訓練」海保や警察など7つの機関が連携《長崎》

2025年1月31日 18:08
想定は爆破予告「クルーズ船へのテロ防ぐ合同訓練」海保や警察など7つの機関が連携《長崎》

7つの機関が連携し、テロリストの国内潜入を防ぎます。

佐世保港に入港する “クルーズ船へのテロ” を想定した訓練が行われました。

(テロリスト役)
「くそ!」

(警察官)
「武器を捨てろ!」

Ⅹ線検査で爆発物が見つかり、税関職員が話を聞こうとすると暴れだしたテロリスト。

警察官が制圧します。

佐世保港に接岸中のクルーズ船に爆破予告があった想定で行われた「合同テロ対策訓練」。

海上保安部や警察など、7つの機関から約60人が参加し、機関同士の連携強化を図りました。


荷物から爆発物が見つかり、県警の爆発物処理班が対応。

慎重に運び出します。

また、クルーズ船に近づく不審船を追跡し、威嚇射撃なども訓練しました。

(佐世保市港湾部 前田 圭さん)
「佐世保においては、クルーズ船の寄港が増えてきている。テロの標的にされやすいので、連携を図りながら安心できる佐世保の港づくりを踏まえて、港湾部としてもやっていきたい」

佐世保港に入港したクルーズ船は、去年1年間で72隻で、今年は150隻を予定しています。

最終更新日:2025年1月31日 18:12