「最後まで良い商品を」老舗カバン店が130年以上の歴史に幕 15日まで閉店セール《長崎》
長崎市の浜町アーケードで130年以上続いたカバン店が、その歴史に幕を下ろします。
長崎市万屋町に店を構える「バッグの市丸」
10日は最後の仕入れが行われ、スーツケースやハンドバッグなどが入った段ボール40個が店に届きました。
1892年に今と同じ場所で玩具店として創業し戦後、ネクタイとバッグの店に業態を変えました。
132年間、市民に愛されてきましたが、建物の老朽化や後継者不足のため今月15日で閉店します。
15日までは閉店セールが行われているということです。
4代目の市丸 嘉紀 社長は、「最後まで良い商品を豊富にそろえてお客様を待ちたい」と意気込んでいました。