×

認知症高齢者が行方不明になるケース増加「早期発見や保護に向け連携」長崎市と警察署が覚書締結《長崎市》

2025年2月14日 15:55
認知症高齢者が行方不明になるケース増加「早期発見や保護に向け連携」長崎市と警察署が覚書締結《長崎市》

『認知症』を含む行方不明者の発見に向けて連携します。

長崎市と4つの警察署が、覚書を締結しました。

『行方不明者の発見活動に関する覚書』を締結したのは、長崎市と市内を管轄する4つの警察署です。

社会情勢の変化で認知症の高齢者が行方不明者になるケースが増えていて、連携を深めることで早期の発見・保護につなげます。

(長崎警察署 生活安全課 江頭 賢次 課長)
「徘徊する人は増えていて、警察だけでは限界があるので探す目を広げていくことが大事。自治体が一番大きな力になるので、その協力関係が自然と円滑に広がっていけばいい」

長崎警察署管内では去年、90人の行方不明者の届け出があり、このうち認知症や認知症が疑われる人は20人にのぼっています。

自治体と警察署が行方不明者の発見に関する覚書を締結するのは、県内では初めてです。

最終更新日:2025年2月14日 15:55