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警察学校で初任科生の卒業式「最前線に立って県民を守る」38人が警察官への一歩踏み出す《長崎》

2025年2月2日 7:00
警察学校で初任科生の卒業式「最前線に立って県民を守る」38人が警察官への一歩踏み出す《長崎》

10か月にわたり、厳しい訓練を乗り越えてきた県警の初任科生の卒業式が行われました。

38人がそれぞれの決意を胸に、警察官としての一歩を踏み出しました。

門出の日を迎えたのは、去年4月に警察官として採用された18歳から30歳までの38人です。

式では、警察学校の江口 正広 校長が卒業証書を手渡した後「悪に毅然とした態度で立ち向かう、心あたたかい力強い警察官になってほしい」と激励。

総代を務めた山口 文熙さんが、答辞を述べました。

(答辞 山口 文熙さん(30))
「県民の期待と信頼に応えることのできる、力強い警察官を目指して職務にまい進する決意であります」

卒業生の一人 宮川 大輝さんは、警察官である父に憧れて同じ道を志しました。

(宮川 大輝さん(19))
「最前線に立って県民を守る(父の)姿にあこがれを抱いて、尊敬をして警察官を目指そうと思った。SPみたいにかっこよく、みんなからヒーローと思われるようなかっこいい警察官になりたい」

それぞれの目標を掲げ、厳しい訓練を乗り越えてきた10か月間。

( 田中 彩夢さん(19))
「失敗をしてしまって、それを怒られてすごくへこんだが、そこからみんなが励ましてくれて立ち直ることができた。みんなに明るく笑顔で接する優しい警察官になりたい」

(母 由紀子さん)
「筋肉がモリモリになって、肩幅が2倍くらいになった。心も体も成長してくれて大変うれしく思っている」


卒業生は4か月間、12の警察署の交番での実習に励む予定で、地域の安全を守る警察官として新たな一歩を踏み出します。

最終更新日:2025年2月2日 7:00