混雑緩和に期待「西九州自動車道4車線化事業」通行料金は佐々IC~佐世保大塔ICが370円に《長崎》
西九州自動車道の4車線化事業について、説明します。
こちらは西九州自動車道なんですが現在、佐々ICと佐世保大塔ICの区間「延長約16.9キロ」で2車線を4車線に広げる事業が進められています。
このうち、佐々ICと佐世保中央ICの区間「延長約9.9キロ」については、今月23日午前6時に4車線化が完成し、供用が始まる予定です。
完成を前に12日、工事現場が報道陣に公開されました。
西九州自動車道の佐々-佐世保中央間で進む4車線化事業。
佐世保市街地を通るこの区間は現在、片側1車線のため、通勤や帰宅の時間帯に渋滞が発生。
今回の事業により混雑緩和が期待されています。
(佐世保工事事務所 上野 清所長)
「4車線化工事が完成すると、走行性や安全性が向上する。これまでより便利に利用いただけることになるので、地域の皆様の発展に寄与できるものと考えている」
今月23日、佐々-佐世保中央間で4車線化工事が終わるのに伴い、事業の全区間となる佐々-佐世保大塔間の道路の管理は、国土交通省からネクスコ西日本に移管され、新たな通行料金が適用されることに。
佐々ICから佐世保中央ICまでは「無料」のまま変更はありませんが、
佐世保大塔ICまで利用する場合、普通車の通行料金は160円が370円に。
210円の値上げとなります。
また 料金所がないインターチェンジの出入り口には「ETCフリーフローアンテナ」と呼ばれる感知器を設置し、利用区間に応じた料金を徴収する仕組みです。
全区間での4車線化工事は、2027年度中の完成を目指すということです。