カフェや広場や情報発信も!「旧県庁舎跡地の活用イメージ案公表」旧第3別館は一部保存も検討《長崎》
“にぎわいと交流の場” として、利活用が期待されている県庁舎跡地の整備について、イメージ案が示されました。
広場を中心に、カフェや観光・物産などの情報発信施設を設けるとしています。
長崎市江戸町の旧県庁舎跡地。
建物は老朽化に伴い、2019年に解体され、現在は広場となっています。
跡地活用を巡っては、県が3年前に「広場」「情報発信」「交流支援」の3つの機能を持たせる整備基本構想をまとめていました。
県は11日、県議会総務委員会で 施設の配置イメージ案を公表。
旧県庁本館の跡地には、平屋一部2階建て約1000平方メートルの建物を配置する方針で、多目的スペースやカフェ、ステージなどを整備し「交流支援」の機能を持たせるとしています。
また「情報発信」の拠点として、被爆遺構でもある旧第3別館の敷地に着目。
世界遺産や観光、物産といった情報を周知する拠点を整備したい考えです。
旧第3別館については、劣化の状況を確認した上で一部保存も検討するということです。
県は来年度中には基本計画を策定し、2030年度の完成を目指すとしていて、隣接する江戸町公園を含めた一体活用の可能性も探ります。