「凶器は刃渡り16センチのハサミ」服役中の40代男殺人未遂 襲われた刑務官は指に切り傷など《長崎》
去年11月、刑務官を殺害しようとしたとして、長崎刑務所は40代の受刑者の男を殺人未遂などの容疑で12日、長崎地検に書類送検したと発表しました。
刑務官は指に切り傷を負い、胸を打撲をしたということです。
殺人未遂などの疑いで書類送検されたのは長崎刑務所で服役中の40代の受刑者の男です。
長崎刑務所によりますと男は去年11月1日午前、刑務所の工場で作業中、30代の男性刑務官を刃渡り16センチの刈り込みバサミで突き、殺害しようとした疑いが持たれています。
刑務官は、右手の指に切り傷を負い、右胸を打撲しましたが、現在は職務に復帰しているということです。
男の動機について、刑務所は捜査に支障があるとして明らかにしていません。
村上 正剛刑務所長は「施設内における犯罪行為には厳正に対処し、規律の維持を図りながら、受刑者の指導を徹底し、再発防止に努めたい」としています。