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「核戦争が起きれば死の世界が残るだけ」被爆者訴え 核禁条約第2回締約国会議開幕《長崎》

2023年11月28日 20:16
「核戦争が起きれば死の世界が残るだけ」被爆者訴え 核禁条約第2回締約国会議開幕《長崎》

アメリカ・ニューヨークの国連本部で開幕した核兵器禁止条約の2回目となる締約国会議。被爆者の代表が「核戦争が起きれば死の世界が残るだけ」と訴えました。専門家は核廃絶に向けた機運の醸成に期待を見せました。

おととし発効した核兵器の保有や使用を禁じる核兵器禁止条約には93の国と地域が署名、69の国と地域が批准しています。

去年6月に次ぐ2回目の開催となる締約国会議。

国連本部で開幕した現地時間の27日、中満 泉事務次長は「地政学的な緊張の高まりがあっても、核兵器のない世界という目標への歩みを遅らせてはいけない」とスピーチしました。

国連 中満 泉事務次長「核兵器が二度と使われないための唯一の方法は核兵器の完全な廃絶です」

長崎で被爆した木戸 季市さん(83)は演説で、「核戦争の危機が高まっている」と警鐘を鳴らしました。

被爆者 木戸 季市さん「ウクライナとガザから伝えられる光景は被爆者にとって『あの日』の再来です。核戦争が起これば何もなくなった真っ黒の街、死体の山、死の世界が残るだけです」

一方で、条約に署名・批准していない日本政府は、去年の初会合に続き、オブザーバー参加も見送っています。会議は、12月1日までで現地時間の29日は長崎市の鈴木市長もスピーチを予定しています。