20キロの米が“2.5キロ”に クレーン搭載の起重機船で見学会 親子で滑車の仕組み体験《長崎》
長崎市で23日、起重機船の現場見学会が行われ親子が参加しました。クレーンを搭載した重さ300トンの作業船に乗っての体験です。
クレーンを搭載する起重機船の現場見学会は、子どもたちに建設業界に興味を持ってもらおうと建設会社の「上滝」などが主催し、親子約30人が参加しました。
長崎市の元船地区では去年9月から老朽化した浮桟橋を撤去し、新たに設置する工事が行われています。
見学会では、工事で使用されている300トンの吊旋回起重機船「海竜」に特別に乗船。クレーンで持ち上げる滑車の仕組みを体験しました。
(職員)
「重たいでしょ。引っ張ってみて軽くなったでしょ」
20キロの米が滑車の働きで2.5キロに。子どもたちも軽々持ち上げます。
また、クレーンの操縦室にも入室しました。
(参加した子ども)
「すごい。なんか大きい船見える」
操縦を間近で見学し景色も楽しみました。
(参加した子ども)
「自分の手で持ち上げるのは1秒くらい持てたけど、ロープでやると軽かった」
「少し高いところが怖いと思ったがしっかり楽しめた」
浮桟橋の工事は3月末に完了する予定だということです。