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世代を超え核兵器の廃絶と平和の実現を目指し「地球市民フェス」《長崎》

2024年11月25日 7:42
世代を超え核兵器の廃絶と平和の実現を目指し「地球市民フェス」《長崎》

国籍や世代を超えて核兵器の廃絶と平和の実現を目指す「地球市民フェス」が24日、長崎市で開かれました。

長崎スタジアムシティで行われた「地球市民フェス」。

市民と行政でつくる実行委員会が、親子や友人と一緒に平和について考えてもらいたいと開きました。

参加者たちは音楽ライブなどを楽しみながら、核兵器や戦争のない世界の実現に向け、自分たちにできることを考えました。

壱岐から参加の学生
「すごい参加しやすい。こういうワークショップとかたくさんあって、ここで戦争に関心を持つ子が増えたらいいと思う」

親子で参加
「初めて知ることが多いので、これを機会に友だちにも教えることができれば」

また、24日はノーベル平和賞の受賞が決まった日本被団協の役員を務める被爆者らを招き、受賞を祝う特別トークセッションも開催。今後も活動を続ける決意を語りました。

日本被団協 代表委員 田中 重光さん(84)
「一緒に核兵器廃絶を目指して闘ってこられたすべての人たちがこの受賞を受けたものと(思っている)。世界の声をもっともっと大きく上げて戦争をやめさせることが一番大事じゃないか」

日本被団協 代表理事 横山 照子さん(83)
「核兵器のおそろしさを、ずっとずっと続くおそろしさを訴えていかないといけない」

イベントには世代を超え多くの人たちが参加し、楽しみながら平和の意味をかみしめていました。

最終更新日:2024年12月6日 14:55