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浦頭地区「佐世保クルーズセンター」供用開始 イタリアのクルーズ船「コスタ・セレーナ」初寄港《長崎》

2024年6月3日 17:18
浦頭地区「佐世保クルーズセンター」供用開始 イタリアのクルーズ船「コスタ・セレーナ」初寄港《長崎》

佐世保港・浦頭地区の国際クルーズ拠点にクルーズ船が初めて寄港し、供用開始を祝う式典が開かれました。

三浦地区と2か所での受け入れが可能となり、クルーズ船誘致の促進などが期待されます。

佐世保港・浦頭地区の「佐世保クルーズセンター」に1日寄港したイタリア船籍のクルーズ船「コスタ・セレーナ」。

韓国・釜山発着のクルーズで寄港し、韓国人約1500人がツアーなどを楽しみました。

クルーズセンターは、国際クルーズ拠点として2020年に整備されたものの、コロナ禍の影響で供用開始が遅れていました。

ターミナルには免税店や観光案内所が整備されているほか、屋外広場に設置された千灯籠タワーは、夜間はライトアップされます。

クルーズセンターの供用開始で、佐世保市では浦頭地区と三浦地区の2か所でクルーズ船の受け入れが可能となります。

(宮島 佐世保市長)
「トップセールスなどをかけて多くの方に来てほしいし、本当にすばらしい産物があるので、それを生かした寄港地観光の充実に努めていきたい」

市によりますと、今年度2か所の岸壁に、あわせて60隻以上のクルーズ船の寄港を見込んでいるということです。