「福島の人の思い忘れずに」“放射能”による被害…共通点ある長崎で復興願う「写真展」開催《長崎》
東日本大震災と福島第一原発事故から来月で14年となるのを前に、長崎から復興を願う写真展が、長崎市立図書館で始まりました。
日常が戻りつつある風景の中に残る “爪痕”。
原発事故の影響を受けた「今の飯舘村」を切り取った写真など、約40点が展示されています。
この写真展は毎年、福島を訪問している市民団体「福島と長崎をむすぶ会」が主催し、今回で6回目となります。
(福島と長崎をつなぐ会 阪口 博子 共同代表)
「日常を取り戻したように見えるが、常に放射能の不安と向き合いながら生きている人々がまだたくさんいるということを忘れないでほしい」
むすぶ会は「“放射能の被害” という共通点のある長崎で “福島の方の思い” を忘れず、つないでいきたい」と訴えています。
展示は23日までで、22日はメンバーによる報告会も行われるということです。