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子どもたちは絶叫!4年ぶりに“モットモ爺”がまちにやってきた 伝統の節分行事「モットモ」

2024年2月5日 19:32
子どもたちは絶叫!4年ぶりに“モットモ爺”がまちにやってきた 伝統の節分行事「モットモ」

長崎市手熊町に伝わる伝統の節分行事「モットモ」が2日、4年ぶりに行われました。町には、子どもたちの元気な泣き声が響き渡りました。

子どもたちも、思わず、絶叫です。長崎市手熊町に古くから伝わる「モットモ」。国の無形民俗文化財に選択された節分の伝統行事です。

年男が豆をまいて鬼を追い出し…福娘が福を招き入れ…
最後に登場するのは、奇抜な衣装に身を包みユニークな化粧を顔に施した「モットモ爺」!
地面を踏み鳴らしながら厄をはらいます。

117世帯およそ300人が暮らす手熊町。毎年節分の前の日にモットモを行っていましたが、コロナ禍の影響で3年間中止となっていました。

高齢化率は5割を超え、継承者も少なくなる中、伝統をつなごうと、今年4年ぶりの開催を決めました。

(手熊町 川勝貞敏自治会長)
「子どもたちに自分の故郷にはこんなものがあるんだと伝えてもらいたい。継続してもらいたい」

今年のモットモ爺役は5人。なんと全員初挑戦です。
地元、手熊小学校の教諭、中山晋太郎さんも楽しみにこの日を待っていました。

(手熊小学校教諭 中山晋太郎さん)
「モットモ爺の事は子どもたちから聞いたりなんとなくわかっているだけでは授業ができないので関わらせてもらえるチャンスがあればと常々思っていた。ドキドキしているけど楽しみにしていた」

化粧の仕方も地元の人から習います。

(中山さん)
「変な恐怖があると思います」
(手熊自治会 村上憲浩さん)
「参加してくれる地元の人が少なくなっている。参加してくれたら助かります」

出発前に声の出し方や動きをしっかり教わります。

いよいよ出発。
一緒に回る年男役は中山さんが担当するクラスの小学6年生、亀山海人くんです。

(中山さん)
「とりあえず緊張は解けたけど声が死にそうです」

こちらの家ではモットモ爺が来る前からこたつに隠れている子が…

子どもたちを怖がらせることに慣れていない中山さん。少し心配そうな表情です…

(中山さん)
「ちょっと心が痛みます」

5人のモットモ爺たちは子どもたちを泣かせようと奮闘…
今回初挑戦の5人のモットモ爺に、まちの人から熱い指導が入ります。

(町の人)「50点。豆まきをちゃんとしてから」

子どもたちは大泣きですが久しぶりのモットモに地域の人たちは大喜び。

(地域の人)
「私も昔は戦った。こういう伝統は続いてほしいですね」
「わたしも地元で生まれて小さいときからこんな風にして育ったのでこれは残したい」

(手熊小学校教諭 中山晋太郎さん)
「この催しが残っているということはすごく尊いこと。ぜひずっとまだまだ下の世代にも引き継いでほしいということを伝えるためにもぼくがやらなきゃいけない。その一助になっているかなと満足している」
(亀山海人くん)
「モットモーが100点満点だった」

4年ぶりに復活した「モットモ」。

子どもたちの元気な泣き声と復活を喜ぶ歓声が夜遅くまで町に響きました。